ブログ 2022/04/29
北海道の知床半島沖で起きた観光船の遭難事故で29日午前、海上自衛隊が深さ100メートルの海底で船体を発見しました。
海上保安庁総務部 奥康彦参事官
「船名が読めたことで間違いない。『KAZU I』という文字は読めたと情報が入った」
北海道の知床半島沖で観光船「KAZU I(カズワン)」の船体を発見したのは海上自衛隊の掃海艇です。
海上保安庁によりますと、29日午前、「KAZU I」が救助要請した「カシュニの滝」の沖合深さ100メートルの海底で掃海艇が水中カメラで船体を発見しました。
海上保安庁は「KAZU I」の船内に今も行方不明者が取り残されている可能性があるとみて確認を急いでいます。
新たに犠牲者4人の身元が判明しました。
海上保安庁によりますと、兵庫県の竹川好信さん(66)、竹川生子さん(62)、岐阜県の瀬川由美さん(51)、福岡県の伊藤嘉通さん(51)です。
一方、27日午後1時ごろ、北方領土の国後島の西側の海域でロシアの警備艦が救命胴衣をつけた漂流者を発見しました。しかし、悪天候のため見失ったということです。
また、日本人名義の銀行カードが入ったリュックを回収したということです。
熱中症も気になる季節になりましたが、感染対策として呼びかけられてきた一律のマスク着用を見直す声が広がっています。いつ、どんな場面であればマスクを外していいのか?専門家に聞きました。
4月29日からはゴールデンウイーク!5月2日の月曜日と6日の金曜日に休みを取れば最大10連休です。今年は3年ぶりにコロナに伴う“移動制限”がなくなりました。街行く人の予定はというと・・・
女性
「いま考えているのはイチゴ狩りに行こうかと考えています」
女性
「(同級生と)高校の近くの通学路を一緒にまた歩こうと言っていて、思い出巡りといってはあれなんですけど、それをする予定です」
女性
「(神奈川県の)三浦の方にキャンピングカーで旅行に行きます。連泊するのはコロナ前以来くらいです」
東京都は4月28日に新たに5394人の感染を発表しました。17日連続で前の週を下回りましたが、人出が増えることによるリバウンドも懸念されます。
東京都 小池百合子知事
「開放的な気分を味わうこともできるかと思いますが、そんな時こそいつもの感染対策を忘れないでいただきたい」
東京都はリバウンド対策として東京駅や上野駅など5つの主要なターミナル駅で、無料の抗原検査を28日から始めました。(5月8日まで)
変異株をめぐって気になるニュースも・・・
厚生労働省はオミクロン株の遺伝子が組み換わった新しいウイルスが国内で初めて仙台市で確認されたと発表しました。感染力の強さなどは不明だとしています。
一方、欧米ではマスク着用の義務化が続々と撤廃される中、日本でも着用のあり方について専門家から発言が相次いでいます。
国立感染症研究所 脇田隆字所長
「熱中症のリスク、あるいはコミュニケーションがとりにくくなるということもありますので、屋外で人との距離が十分にある場合、マスクを外すということが推奨されると思っております」
先週、「ウィズコロナの状態でマスクを外す時期は日本において来ない」と発言し、波紋を広げた日本医師会の中川俊男会長も…
日本医師会 中川俊男会長
「屋外などで十分な距離があるときにはマスクを外す対応を取って頂きたいと思います」
厚労省アドバイザリーボードのメンバーである国際医療福祉大学の和田耕治教授は“屋外・屋内を問わず、マスクをしなくて良い場面がある”と指摘します。
国際医療福祉大学 和田耕治教授
「東京の大きな駅でみんなずらずらっと行くところでも、そんなに話している人がいるわけでもないし、話している人がマスクをしているのであれば周りの人は、特段、本当は(マスクをする)必要はなかった」
和田教授は「犬の散歩」や、ほとんど会話しない「図書館」、聞くことが中心の「学校の授業」などではマスクをしなくても良いと考えています。
特に子どもたちは発達面への影響からできるだけマスクを外せる場面を増やすべきだと話します。
国際医療福祉大学 和田耕治教授
「メリハリをつけて使っていただくっていうことが、本来必要だったわけですけど、混乱を避けるという意味で一律にしていただいたというところはあったかもしれませんが、いま徐々に外せるところは外していく、他の感染対策で不要なものはやめていくそういう時期にあるというふうに思います」
小川彩佳キャスター:
マスク着用の議論について東京大学経済学部の小島武仁教授はどうご覧になりますか
東京大学経済学部 小島武仁教授:
基本的には、こういったメリハリをもった「着用の議論」というのはいい方向だと思いました。ただ、一点、気を付けるべきことは、あまり細かく規定しすぎると、利用者が混乱したりとか、今後状況が変わったときに対応しにくくなったりするので、そういった点気を付けつつ議論するべきかと思います
小川彩佳キャスター:
コロナ禍も3年目に入っていますから、人によって“このくらいだったら大丈夫かな”という感覚も違っていそうですね。混乱がないように、というところがあると思います。
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