ラブドールのお悩み 2021/10/16
ラブドールのポージングといっても四十八手を研究される方は別にして、観賞用やSNS投稿に撮影される場合も多くなってきました。
しかし、そこそこの体重があるラブドールで人間のように重心も考慮しつつポーズを決めるのは至難の技です!汗
今回はやや芸術論です!
当方も里親探しのための撮影も行っておりますがいい写真を撮るのは永遠のテーマです。
ラブドールの場合、いい写真のためにはいいポージングやセッティングを見つけ出す作業のほうがカメラの知識より重要な要素だと思います。
もちろん、ライティングも含め撮影環境も重要ではありますが今すぐ無料で取り組めるのは目の前の子のポージングとデジカメでの無限の撮影枚数でもあります。
ただ、ポーズが決まってからも何をどういうふうに見せたいのかという焦点が定まっていないと見る側には何も伝わらないので「見る目」を鍛えるべく写真が上手な方の多くの画像を参考にするのもいいでしょう。
またアートの世界では「手で見る、目で触る」という言葉があります。
撮影の場合は状況の一瞬を切り取る作業なので、まずは(手で)ドールを動かして(ポーズさせてみて)その後に見えてくる現象をあらゆる角度と画角を駆使して目で触りながら撮影する…
あとは発見の神ショット打率を上げれればフォトグラファーの仲間入りです!
「イメージは表現とともに定着する」とは自分の師匠の言葉ですが頭であらかじめイメージしたもの(反復)からのズレをも自分のものとして常に目の前の現象から新たなイメージを発見していくことがクリエイティブな作品を生み出す要素かもしれません。
今回は難解な芸術論になりましたが、目の前のややこしい人形をどうにかしたい方はお気軽にお問い合わせ願います。