ラブドールのお悩み 2021/09/25
あたりまえの話ですがラブドールは人形です。
ただ、それだけで片付かないのもラブドールでしょう。
今回は数奇な道をたどったラブドールのエピソードをご紹介します。
数年前、運送会社のラベルを無数に貼っては剥がしたあとのある現代アートさながらのダンボールの元箱(買取商品)が届きました。
中には国産の高級ラブドールが使用感はあるものの大切に扱われた状態で入っていました。
大急ぎで査定し連絡したところ、これまで単身赴任生活がながく、赴任先が変わるたびに彼女(人形)とともに生活されていたとのこと。
そんな大切な彼女(人形)をどうして手放すのか…
事情を聞くと最近、彼女(リアル)ができたそうでした。
でも、これまでずっと連れ添った彼女(人形)とのお別れは悲しくないですかと率直な質問に、
言葉をつまらせて…
「それ以上は言わないでください…」
との返答が…
たとえ相手がラブドールであり、過ごした時間も空想の世界であってもそれはドールオーナーにとっては真実の彼女と過ごした時間と世界なのかもしれません。
現実的にこの世界は3次元が支配する世界なので量子化した高次元の世界はあくまで夢の世界で片付けられるのも悲しい事実です。
ラブドールにとっては生きづらい(存在しずらい)この地球ですが、あくまで人間側のとらえ方ひとつで彼女(人形)は、かけがえのない存在にも不要品(不燃物)にもされてしまう宿命を背負って誕生した存在なのでしょう。
すでにリア充に目覚めた方や現実にウエイトを移行されたい方は「重い」「ヤバい」「かさばる」という目の前の課題克服のため弊社にご一報願います。